京都党の要望が実現されました!
2020年4月、京都市⻑に対し地域政党京都党市会議員団より「新型コロナウイルス感染症対策における緊急要望書」を提出いたしました。
その要望書の中で実現したものを皆様にお知らせいたします。
引き続き市民の皆様の安心安全な生活をお守りできるよう、要望を続けて参ります!
提出した要望書はこちら「新型コロナウイルス感染症対策における緊急要望書」
要望書3ページ目
1 感染拡大防止対策の強化 > ⑴ 感染拡大防止対策の強化 > ③
③ 本市職員など、自治体職員が感染しないように、消毒と体調管理をしっかり行うこと。例えば、市役所各部署の入り口で、手をアルコール消毒する。職員、議員は毎朝検温し、37.5℃以上ある場合は登庁を控えて自宅で様子をみること。市会では、委員会室、本会議場入り口でのアルコール消毒を行い、議員団控え室でも入り口で消毒を行うこと。本市職員も、テレワークや時差出勤などを奨め、実践すること。
実現しました
4月・5月の補正予算において予算計上され、各部署でもアルコール消毒液の設置、委員会ではソーシャルディスタンシングを確保し、マスク着用、徹底したアルコール消毒のもと、行政や議会から新型コロナウイルスのクラスター感染を発生させないよう取り組まれております。全職員の時差出勤と可能な限りのテレワーク勤務も行われています。
要望書3ページ目
1 感染拡大防止対策の強化 > ⑵ 検査・相談体制の拡充強化 > ①
① 新型コロナウイルス対策関連で3月の相談件数は、1日平均 200 件に上り、そのうちの約7割が体調不良や検査の希望である。1日 60 件程度という現状の検査体制では増え続けている濃厚接触者や感染の可能性がある方への対応が充分にできない。検査機関を民間の医療機関に拡げることや新たに開発された検査キットを活用するなど検査体制の拡充 を求める。
実現しました
4月補正予算で予算計上され、民間の検査機関へ検査機器の整備補助金を出し更なる拡充が実現しています。それによりPCR検査の実施数は一日最大100件から300件へ検査能力が3倍に増加しました。
要望書3ページ目
1 感染拡大防止対策の強化 > ⑵ 検査・相談体制の拡充強化 > ②
② 市の相談センターへの電話相談は、1週間で 2000 件を超えているので、回線を増やし対応職員を増員して体制を強化することを求める。医療崩壊を避けるためにも、新型コロナウイルスの相談目安を満たす方がより早く電話相談をすることが出来、新型コロナウイルスの相談目安を満たない方からの相談は窓口を別途設けることを求める。
実現しました
4月補正予算、5月補正予算で予算計上され、当初より倍近くの昼間帯8回線・夜間帯3回線の体制が構築されます。現在では回線が混みあうことによって電話が繋がらないという事象はほとんど解消されております。
要望書4ページ目
1 感染拡大防止対策の強化 > ⑵ 検査・相談体制の拡充強化 > ③
③ 体調不良、発熱などの症状から感染を懸念した人が一般の医療機関を受診するケースが多いが、陽性の場合は医師、看護師、他の一般患者への感染を起こしてしまう。市民に対してどのように行動したら良いか、分かりやすくマニュアルを作成して周知すること。
実現しました
新型コロナウイルスへの感染が疑われる場合の相談フローは、京都党よりお示ししている図を参考に、図を用いた相談フローが京都市ホームページに掲載されました。また、5月補正予算では帰国者・接触者外来医療機関へ支援金を出し、体制強化につなげています。その他、一般の診療所から直接京都検査センターを紹介し、PCR検査に繋げる仕組みも構築され、PCR検査へのフローが大きく前進しております。
要望書4ページ目
1 感染拡大防止対策の強化 > ⑶ 新型コロナ感染者のトリアージ及び重症患者の受入体制強化 > ①
① コロナウイルス感染症陽性患者受け入れ病床数については、京都府及び各医療機関と協議のうえ、早急に増やすべく必要な財政措置を行うこと。また、陽性患者の中には重症者も増えていることから、陰圧室設置へは助成も含め増室・設置を促すこと。
実現しました
財政処置については5月補正予算にて予算計上。病床数は宿泊施設で軽症者、無症状者を受け入れが開始され病床数を増加させると共に、5月補正予算では入院患者を受け入れた医療機関への支援金も準備されました。
要望書4ページ目
1 感染拡大防止対策の強化 > ⑶ 新型コロナ感染者のトリアージ及び重症患者の受入体制強化 > ②
② 医療機関の限られた病床数を効果的に活用するためにも、陽性患者のうち、無症状及び軽症者が療養できる宿泊施設を本市独自でも早急に設置すること。また、その際は病院スタッフが適宜患者の見守りや対応に当たる必要があるため、医療スタッフにとって利便性の高い病院付近への設置を優先的に進めること。
実現しました
4月中旬より京都平安ホテルが新型コロナウイルス軽症患者及び無症状者の受け入れを実施しております。看護師が24時間体制で常駐し、医師も毎日訪問する体制が組まれています。宿泊施設での患者受け入れに向け公募を実施したところ多数の応募があり、900床の確保に向け取り組まれております。
要望書5ページ目
2 市民生活と事業者の支援 > ⑵
⑵ 国の緊急事態宣言を受け、事業の停止や大幅な縮小を行う事業者に対しては、京都府市及び保証協会の負担により、無利子・無保証料のセーフティーネット保証を提供すること。
実現しました
4月補正予算で利子補給制度が予算計上され、保証協会でも実質無利子・無保証料のセーフティ保障融資が開始されました。
要望書5ページ目
2 市民生活と事業者の支援 > ⑸
⑸ 観光事業者等緊急支援補助金は開始から 1 日で予算分が全て利用されたことを踏まえ、対象業者や審査方法を再検討の上、追加で補正予算計上すること。
実現しました
4月補正予算で、全業種に対象を拡大した京都市中小企業等緊急補助金が10億円が計上されました。
要望書5ページ目
2 市民生活と事業者の支援 > ⑼
⑼ 感染拡大の影響で職を失ったひとり親家庭の支援が必要である。任期付きの市職員として雇用するなどの支援策を講じることを求める。
実現しました
ひとり親家庭を特に対象にしたわけではありませんが、新型コロナウイルス感染症の影響により失業等の状態の方を優先に、臨時・非常勤職員の募集が開始が始まりました。
また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により,アルバイト先の休業や雇止め,勤務シフトの減少等により経済状況が悪化した大学生等を対象にした非常勤職員として臨時募集も始まりました。
要望書6ページ目
2 市民生活と事業者の支援 > ⑾
⑾ 行政手続きの簡素化を進め、郵送による手続き、電子申請を拡大し、窓口での対面対応を出来るだけ減らすこと。インターネットの事前申請により、窓口での待ち時間を減らすなどのサービス向上に努めること。
実現しました
各種手続きの郵送申請へのシフトが行なわれ、そのための予算も計上されました。電子申請やインターネットの事前申請などは、まだ実現に至っておりませんので、今後も要望して参ります。
要望書6ページ目
3 子どもの教育・学習 > ⑴
⑴ 感染拡大防止のための一斉休校に対して、保護者から児童・生徒の学力について心配の声が上がっている。今後の状況次第では一斉休校が長期化する可能性があることから、タブレットやパソコンを活用したオンライン授業の導入や、千葉市で取り組みが始まろうとしている「ドリルパーク(ネット環境がある家庭であれば活用できる、基礎基本を学ぶことのできるソフトウエア)」のような家庭内学習によって学力をつけることのできる環境整備を要望する。
実現しました
・今回の5月補正予算にて、約27億円の予算で端末やオンライン授業で使うカメラやマイク等の通信装置が整備される。購入端末数は全生徒の2/3の約6万台を予定しています。
その中でも、ネット環境や端末がないご家庭の子供達への貸出のためにLTE搭載のものを先行して取得していきます。
・京都市立小中学校において、一部ではあるがZoom・YouTubeが利用できるようシステム環境を整備し,学習動画の配信,朝の会や保護者面談のオンライン実施など,各校が独自の取組を実施しています。京都市立高校においても、一部の学校でオンライン授業等の取組が進んでいます。「ZOOM」を活用したオンライン授業,クラス単位のホームルーム,個人面談等の実施や、YouTubeで授業の解説動画を生徒に限定公開、「Classi」や「iTunesU」を活用した家庭学習課題の配信と提出などが行われています。
・KBS京都テレビでの「特別教育番組の放送」と京都新聞による「子ども向け新聞『ジュニアタイムズ』の特別版の発行」を実施しています。
第2クールより「特別教育番組」の対象学年を拡大(小1~小3を対象追加し,小1~中3の全学年を対象)し、家庭学習支援の更なる充実がなされました。
2020年5月、京都市⻑に対し地域政党京都党市会議員団より「新型コロナウイルス感染症対策における緊急要望書【第二弾】」を提出いたしました。
詳しくは「新型コロナウイルス感染症対策における緊急要望書【第二弾】」(pdf)よりご覧ください。