視察報告~京都府消防学校~
・京都府消防学校視察
京都市消防学校に引き続き、京都府消防学校に視察に参りました。
京都府消防学校の住所地は八幡市ですが、ここは八幡市の飛び地であり、
伏見区の淀地区に隣接をしております。
また、この消防学校は旧淀中学の跡地に建設がされており、八幡という
より伏見区の淀に位置していると言う方が地理的な感覚です。
府の消防学校は、最新鋭の訓練施設を備えた市の消防学校とは対照的に、
築後30年以上が経過しており、老朽化目立ちました。周辺地域の災害時
の緊急避難地に指定されているものの、建物自体は耐震化がされておりません。
京都府消防学校は昭和51年に開校しました。
それ以前は府の消防学校はなく、府の消防職員や消防団員は市の消防学校
で訓練をしていました。しかしながら、高度成長期の人口増加等に伴い、
昭和51年に京都府の消防学校が建設されました。
現在、京都市を除く、京都府下の消防職員は府の消防学校で訓練を受けて
いますが、専門性が高い教育に関しては、現在も市の消防学校で訓練を受
けております。
府の消防学校は老朽化のため、建物の建て替え工事が進んでおります。
視察した際も屋内訓練施設が約2億円の予算をかけ、新築の工事が進められ
ておりました。
全国一と呼ばれる市の消防学校は府の消防学校のすぐ近くです。
全国一の消防学校で府の消防職員も訓練を受けられてはどうでしょうか。
(文責:中島)