5月議会を振り返って
市営住宅や中央卸売市場の一部再整備が主な議論となった5月議会。市営住宅においては、抽選による一般公募などを経て入居できた極めて限定的な対象者のみ税優遇を受けられる不公平性から縮小すべきため、指摘を続けております。また、総額600億円が投じられる中央卸売市場の再整備についても「6階建ての駐車場に本当に22億円以上かかるのが妥当なのか」、厳しい財政状況の下、ムダのないよう努めることを強く求めました。
その他にも、昨年には京都市美術館が名称のみ“京セラ美術館”になるなど市民から不満の声も多かったネーミングライツに対し、これからは議会の審議が加わります。財政収入のメリットがありながらも、税金で建てた市民の財産が企業の所有物のように映ることへは慎重になるべきです。今回の改正を機に厳しくチェックして参ります。