京都党市会議員団ブログ

トップページ > 市会情報 > 2月議会を振り返って

2月議会を振り返って

村山祥栄氏も出馬された京都市長選を終えて、初めての予算議会を終えました。
当初はさらに厳しさを増す財政状況への対処に注力する予定でしたが、1月に京都市で初めて新型コロナウイルスの感染者が出たところから、瞬く間に新型コロナの影響が至る所で発生し、京都市としても検査や緊急融資などあらゆる対策が突貫で議論及び実施されることとなりました。

現状、京都では感染拡大が爆発的に増えている状況ではありませんが、外出自粛の判断は京都でも決して他人事ではありません。
感染防止には不要不急の外出を控えることが最も効果的ではあるものの、更なる経済的リスクと隣り合わせの中で地方自治体の対応として、アクセルとブレーキの判断が非常に難しいところです。
発熱及び肺炎症状などがあり感染が疑われる場合には検査を行いできるだけウイルスの拡散を封じ込めること、そして感染者が多く出た場合に課題となる医療崩壊においては基礎疾患の有無や症状の程度により、病院、ホテル、自宅といった療養先の段階分けをしていくことを求めました。これまでの世界的な感染拡大の中で、若者は比較的症状が軽いものの、ご高齢の方や基礎疾患のある方は重篤化するリスクが高いことからも、よりリスクの高い方に配慮しながら対策を講じる必要があります。
現段階においては、市民の方お一人お一人が東京や大阪などの感染が多い地域や、通気性の悪い場所(身近なところでは喫煙所)への不要不急の外出を控えていただくご協力もお願い致します。
また、京都市として、新たなに観光事業者に対する助成制度も始まります。

事業者向け補助金・助成金

助成金上限は1件あたり30万円、全体枠4500万円です。詳細が決まり次第ページが更新される予定ですので、ご関心のある方は是非ご覧ください。

その他、新型コロナウイルス対策以外でも病児保育の充実や起業家支援のためのスタートアップ事業の充実など数多くの提案を行ってまいりました。限りあるお金を有効に使うためにも、投資効果を見込めるもの、自立が困難な方への救済が私たちの大きな判断軸であり、財政状況を都度対応にあたっております。
財政状況は来年度の行政運営だけでも財源不足が300億円にのぼり、事業の見直しなどをしても193億円の不足額は、結局のところ借金をしてまわしているに過ぎず状況は過酷です。来月からの令和2年度で、外部有識者会議が行われ具体策を策定されることとなります。将来、京都市が大きな借金で立ち行かなくなる危険性を食い止めるためにも、ここで方向転換することを求め、提案が出て来次第、改善に向け取り組んでまいります。

page top

京都党市会議員団ブログ公式ウェブサイト 地域政党 京都党公式ウェブサイト

地域政党 京都党
無所属市会議員団
〒604-0925
京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488
TEL 075-222-4035
FAX 075-213-3301