5月定例会報告
5月定例会報告
5月28日、5月定例会が閉会しました。20億5千4百万円の補正予算案をはじめ、市民や観光客の交通安全確保を目的とする市交通安全基本条例案、ノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥京大教授に名誉市民の称号を贈る議案など計32議案を可決いたしました。京都党からは、「技能労務職職員の採用に関する決議(案)」を提出。しかし、自民、民主、公明、共産をはじめ、反対多数で否決。一方、この採用に関しては、自民党などが対案の決議案を提出し、京都党をはじめとする賛成多数で可決いたしました。京都党案は、試行的であっても、技能労務職員の採用再開に反対をしておりました。また、橋下徹大阪市長の米軍幹部に対する発言などに対して、抗議と謝罪を求める決議案を賛成多数で可決いたしました。
自民党(3人)、民主党(2人)、公明党議員(3人)による動物愛護施設に関する調査として、フランス、ドイツ、イギリスの3カ国を7泊9日で周遊する海外視察について、反対をいたしました。海外視察は平成18年度より、「観光目的化している」との住民訴訟が起きたことを踏まえ、実施しておりませんでしたが、昨年度より再開。海外視察は議員ひとりあたり百万円の予算。同行する職員を含め、1千万円近くの費用が発生。財政非常事態宣言の中、多数の議員で動物愛護施設を海外にまで視察する必要があるのでしょうか。京都党は海外視察について、別途予算立てすることなく、議員個人に支給される政務調査費の中で実施すべきであると主張しております。
なお、5月より京都党市会議員団の団長に江村理紗市議が就任いたしました。今後とも、京都党市会議員団は京都の未来を見据えた徹底した行財政改革を訴え続けて参ります。
●団長就任挨拶
地域政党京都党・市会議員団のホームページにアクセスして頂き、誠にありがとうございます。京都党市会議員団・団長の江村理紗です。
今年度の活動を強力に推進していく為、京都党内においても人事異動を行い、佐々木議員に代わり京都党市会議員団の団長に就任させて頂きました。この1年間の団長経験は、佐々木議員にとって議会人としての経験を積むことができた場でございましたが、今度は私がその機会を与えて頂く運びとなりました。
この貴重な機会を活かし、自分の所属委員会を超えて多くの市職員や議員の方々と共に議論することで、京都党の候補者に託して頂いた皆様の想いに恥じる事のないよう、しっかりと職責を果たしていく所存でございます。
まだまだ若輩者で及ばない点も多々ございますが、今後とも引き続き変わらぬお引き立てと、ご指導ご鞭撻の程、心よりお願い申し上げます。
平成24年5月14日 江村理紗